ジェット・リーの新作です。
何だか最近面白いです、この人。
物語はリー扮する「ダニー」は小さい頃に悪徳高利貸しの
「バート」に感情の無い戦う為の犬として育てられ、
首輪をつけて日々を過ごしていた。
生きる事に疑問を持たない彼の周りには、ボロボロの
サンドバックとクマのぬいぐるみと絵本。
子供向けのスペルの絵本の「P」のページにある「ピアノ」
に何かを感じていた。
ある時、取立てに行った先でピアノを見つけたダニーは
そこで1人の男「サム」に会う。
このサム、モーガン・フリーマンなんだけど、かっこいい!!!
うちの爺ちゃんがこんなに男前だったら良かったのにと
思ってしまう。
えーと、サムは事故で盲目になってしまったピアノの調律師。
フトしたきっかけで二人は心を通わせる。
それでまた別の日、出かけた先で車にトラックが突っ込んできて
機関銃で蜂の巣にされてしまう。
肝心のボスが血まみれで動かないのを見て,ダニーは
逃げるしかなかった。
逃げた先はサムに会った骨董屋の倉庫。
気がついたらサムの家。
そこには「エリザベス」という音楽学校に通っているサムの
友人の娘がいた。
彼らと暮らすうちにダニーは「犬」から「人間」としての
暮らしや言葉を学んでいく。
でも、頭の片隅にあるのはピアノと懐かしい音楽。
エリザベスに貰ったキーボードで断片的に弾く事で
自分の無くしてきたものに気づいていくダニー。
1人で買い物に出かけた彼の前に偶然にもボスの部下が
現れてしまい,またアンダーグラウンドな生活に戻ってしまう。
しかし、ダニーはボスの「殺せ」の命令に
「誰も殺したくは無い」と返す。
そして徐々に戻って行く忘れかけていた「子供の記憶」
ピアノを弾く母親が奏でていた曲、そして母の死。
すべてはボスが仕組んだ事だと知った時、ダニーに
怒りが込み上げる。

いやー、面白かったです。ジェット・リーの無表情。
サムの家に保護されて慌ててベッドの下に潜ったり、
食事のトレーを引きずったりとか、

なんか ・・・猫っぽい。

内容的には「レオン」のほのぼの版って感じ。
悲劇的では無かったです。

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